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松たか子主演ドラマ「カルテット」最終話のネタバレ~カルテット再起なるか?

前回は、カルテットの第一ヴァイオリニスト・真紀が、実は偽名で嘘の戸籍を300万円で購入してたこと、本名は山本あきこだという嘘が判明しました。育てていた義父も真紀の失踪時に死んだことで、警察に任意同行を迫られ、警察に出頭し、カルテットがバラバラになったところで終わりました。今回は「カルテット」最終話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。

 

 

真紀は執行猶予がついて、家に帰っていました。しかし、今までのアパートではなく、新しく小さなアパートに引っ越していました。

弁護士らしき人「カルテットに戻ってもいいんですよ?」

真紀「私が弾く音楽は、これから先、全部灰色になると思うんです。もう、あの中にはもどっちゃいけないなって。それぐらいね、まぶしい時間だったんです」

 

別府は、軽井沢駅で、大橋絵真と言う女性のヴァイオリニストと待ち合わせ、家森と共に別荘に帰ってきました。真紀の空いた穴を埋めるために読んだ、ゲストでした。

ところが、「肉の日キャンペーン」の着ぐるみを着ての演奏に、

「こんな恰好では演奏できません。こんな低レベルの仕事とは思わなかったです。恥ずかしいとは思わないんですか?あなたたち、椅子取りゲームに負けたのに、座ってるふりしているだけですよね」

と言って、帰ってしまいました。

ゲストが持ってきたお土産を食べながら、別府は練習をしようと言いますが、家森とすずめに「仕事もないのに、練習?」「音出してもさびしくなるだけですよ」と言われてしまいます。

真紀が自首してから、週刊誌に騒ぎ立てられてしまい、真紀は「疑惑の美人ヴァイオリニスト」として有名人になってしまいました。やがて、取材陣が軽井沢にもやってきて、別府の家についてや、すずめの過去もさらされてしまいました。が、二人とも仕事は続けさせてもらうことができました。

疑惑のまま真紀の裁判が執行猶予になると、カルテットのサイトには、罵倒のコメントばかりが届きました。別府たちは、真紀が帰ってくるものだと、期待して待ってたのですが、現れませんでした。「はたして、カルテット「ドーナツホール」の運命は?」と真紀のレコーダーに別府が吹き込んでいました。

レストラン「ノクターン」も「割烹ダイニング・のくた庵」と名称がかわっていました。家森はあいかわらず、そこのウェイターとして仕事をしていました。別府とすずめがそこで食事をしていると、一人の記者が話しかけてきました。最新の真紀の記事が載った週刊誌を見せて取材をされました。そこには、楽しそうにコロッケを食べ知らない男と歩いている写真でした。記者に、「みなさん、利用されてただけじゃないですか?」と言われてしまいます。

家に帰ってきて、別府はその週刊誌を見ながら、

解散しましょうか。僕たち、解散しましょ」

と、つぶやきます。

家森「そんなに、コロッケデートしたいんなら」

すずめ「皆でコロッケかってしましょうよ」

別府「真紀さんは、もう帰ってきません。仕事もないし、続けていても意味がないです」

すずめ「帰ってきますよ」

別府「真紀さんは、もうキリギリスじゃなくなったんです。真紀さんは何度も自分の人生を変えてきた人です。もう違う道を歩いてるんだと思います。」

家森「この写真だけで?」

別府「二人も働いているし。もう、カルテットなくても大丈夫じゃないですか。僕だけがずっと同じ場所です。僕も早く、自分の中のキリギリス、ころします」

そう言われると、すずめは真紀のヴァイオリンを2階から持ってきました。

すずめ「道が違うんなら、このヴァイオリンはどうするんですか?わたし真紀さんに約束したんです。一緒に待ってるねって約束したんです。解散したいんなら、解散すればいいです。でも、このヴァイオリン、真紀さんに返してからにしましょ。」

家森「そうだね。真紀さん、探そうか」

 

3人で、GoogleMapから、週刊誌の写真から真紀が歩いていた場所を見つけました。そして、3人で真紀が住んでる団地にやってきました。すずめの提案で3人で演奏をすることになりました。その音を聞いた真紀は家を飛び出します。3人は、公園で子供たちに囲まれて楽しそうに演奏していました。真紀の姿を見つけると、3人は演奏をやめました。

演奏が終わり、すずめは真紀の手を握りました。髪の毛に手を当てると、真紀の現状に気が付いて

「別府さん、車お願いします。家森さん、ちょっと手伝ってください。真紀さん、連れて帰る」

と言って、抱き着きました。家森はすずめの言う通り、真紀が動かないようにバックハグをします。

4人は、軽井沢に帰りました。

真紀「家森さんと別府さん、司と豊って名前で呼び合うようになったんですね。」

家森「そういえば、これからは真紀さんのことをなんて呼べばいいんですか?」

真紀「じゃあ、真紀で。」

家森・別府「はい。」

4人でチーズフォンデュを食べながら、週刊誌のコロッケデートのことを聞きました。相手は弁護士で、デートでもなんでもないことを聞くと、別府が安心しました。

家森「司くん。安心しちゃダメだよ。コロッケと弁護士だよ。これ足しちゃったら、地球上に勝てるものないよ」

真紀「そういうんじゃ、全然ないので」

すずめ「ですって」

食事のあと、演奏をすることになります。真紀は、3人が今やってることを聞くと、自分のせいだと思って暗い顔になります。その顔を見て家森が言いました。

家森「真紀さんのせいじゃありませんよ。一年前もこんな風に話してたじゃないですか。好きなことを趣味にするのか、夢にするのか。趣味にできたら幸せだけど、夢にしたら泥沼だよ。ちょうどいま、その時が来たんだと思います。夢が終わるタイミング、音楽を趣味にするタイミングが向こうから来たんです」

別府「ぼくは、この一年、無駄じゃなかったと思います。夢は、必ずかなう訳じゃないし、あきらめなければ叶う訳でもないし、だけど、夢見て損することは一つもなかったと思います」

すずめ「休みの日に、みんなで集まって道で演奏するのみいいんじゃないですか?私たちが楽しければ」

真紀「コーン茶、いれますね。」

すずめ「コーン茶、もうないんです。」

真紀「私たち、コンサートやりませんか?」

真紀は大きなコンサートホールの写真を持ち出します。

家森「いや、でも僕たちには無理だよ」

真紀「みんな、判ってませんね。わたし、ニセ早乙女真紀ですよ。疑惑の美人ヴァイオリニストですよ。有名人なんですよ。ずっと言ってたじゃないですか。大きなホールで演奏したいって。今なら、カルテット「ドーナッツホール」の夢がかなえられます」

家森と別府は、自分をさらし者にするだけだ、音楽を聞きに来るんじゃないと言いますが、「私、何でもありません」と言います。

すずめ「その中の誰かに届けばいいんじゃないですか?ひとりでも、ふたりでも。私は嘘つき魔法少女です。ちょっとでも客引きになります。」

家森も別府も賛成しました。

 

家森が「のくた庵」で仕事をしていると、オーナーから手紙を渡されます。お客様から預かったと言われいました。その中には、「1年前にあなたたちの演奏を聞いたけど、ひどかった。自分も奏者だったけど、自分は煙のような存在で、才能がないことに気が付いて5年前にやめました。だけど、同じように煙で才能がないあなたたちなのに、なぜ、やめないのか、なぜ続けているのか?教えてください」とかかれていました。

コンサートの日になりました。有朱(吉岡里帆)は「人生、ちょろかった!」とイケメン金持ち外人と腕を組んでやってきました。左薬指には、大きな宝石がついた指輪が。ほかにものくた庵のマスターや、以前家森を追っていた男たちもやってきます。ホールは、真紀が言ったとおりに満員になりました。

演奏が始まりました。今までの生活を思い出しながら4人は演奏しました。途中、ジュースのカンが投げられます。しかし、気にせず演奏を続けるカルテット。2曲目は「ドラゴンクエスト」でした。途中で席を立つ人が増えて行きましたが、半分以上の人が聞いてくれて手拍子をして楽しんでもらったようでした。

 

数日後。夕食は、唐揚げでした。

家森「ねえ。」

別府・すずめ「レモンは取り皿にとって絞ってますよ。」

家森「違う。ねえねえ、君たち、見て。これなんだろ。そ、パセリ。あるよね、パセリ」

別府とすずめはわけがわからないと顔を見合います。真紀は、消え入りそうな声で家森の言いたいことを代弁しました。

真紀「家森さんが言ってるのは、好き嫌いのことじゃないです。家森さんが言ってるのは、パセリ、見ましたかってこと」

家森「そ、ないと、さっ風景でしょ。心で言うの。サンキュー、パセリ。食べても、食べなくてもいいの。ここにパセリがいることを忘れちゃ合わないで」

別府・すずめ「あっ、パセリ、ありますね、サンキュー、パセリ」

そういうとすずめがレモンを全体にかけて食べ始めました。

新しい仕事も決まり、4人で出かけます。別荘は売りに出しました。ガス欠になり、別府はナビを見ていましたが迷子になってしまいました。すずめはそれをみて、「みぞみぞしてきた」と笑い始めました。

 

終わり

 ドラマ「カルテット」、面白かったですね。今までにない斬新なミステリー作品でもあり、最後はほっこりとするヒューマンドラマでした。私としては有朱役の吉岡里穂さんのキャラクターが忘れられず、カルテットのほっこりとしたメンバーの対となる形で目立っていました。カルテットのメンバーはうまくいっている勝ち組ではないですが、こういう生き方もありだし、本人が幸せかどうかを決めたらそれでいい、と思わせられるドラマでしたね。脚本の坂口裕二さんの今後の作品も面白そうで注目したいですし、役者の演技力も光っていました。次回作も期待です。