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最終話直前!ドラマ「カルテット」第9話のあらすじ(ネタバレ)

前回は、真紀と失踪中の夫が離婚をし、カルテットに戻った真紀。しかし、富山県警が鏡子のもとに表れて、「早乙女真紀は偽名だ」という事実が明らかになります。

ドラマ「カルテット」第9話・最終幕前編のネタバレあらすじです。

 

 

富山県警の大菅刑事(大倉孝二)が巻鏡子(もたいまさこ)の家にやってきて、事情を説明し始めます。

なんでも、自転車泥棒を捕まえたところその女性は、自分の名前を言いたがらない。なぜなら、14年前に闇金がらみで自分の戸籍を売ってしまったためです。

戸籍を売ること自体は罪にならないそうで、その女性が早乙女真紀さんでした。その戸籍を売った業者に捜査が入って、早乙女真紀の戸籍を買ったのが、真紀(松たか子)でした。真紀の本名は山本明子、富山市出身、10歳のときに母親を事故で亡くし、母親の再婚相手の男性に育てられました。しかし、その再婚相手の男から、日常的なDVが行われていました。そして、平成15年に300万円で戸籍を買って、それ以降姿を消したということです。山本明子の母親は売れない演歌歌手で、出した曲は、真紀がよく歌っていた、「上り坂下り坂ま坂」でした。

真紀とすずめは「見るだけ」と言いながら服をショッピングします。

すずめ「真紀さん、誕生日いつ?」

真紀「8月25日。」

すずめ「って言っても、何か上げるってわけではないですけど。」

そのあと、二人は「乗るだけ」と言ってブランコに乗っています。

真紀「もう十分」とつぶやきます。

帰ってくると、昼食はチャーハンでした。猫を飼いたいというとちょっとムリだから「ニモ」が良いと言います。家森は、ホッチキスを持ってきて、

家森「これは何と言う名前ですか?」

他3人「ホッチキス。」

家森「いーえ。これはステープラー

家森「これは」

他3人「バンドエイド」

家森「いえ、ばんそうこう

家森「ポストイットは付箋紙、タッパはプラスチック製密閉容器、ドラえもんは猫型ロボット、あの魚の名前はカクレクマノミ。本当の名前で呼んで?」

そこに、玄関のチャイムが鳴りました。全員が駆け出しました。

家森「わしを倒してからいけ~」

別荘を売る話があると別府が言いだします。家森たちは、安いアパートに住んでカルテットを続ければいいと言う話になりますが、別府が反対します。仕事が本業になって、本来やりたかったことをやらなくなってしまうと言うと、家森が、「そろそろ社会人としてちゃんとしないと」と言います。が、

「ちゃんとした結果が僕です。子供のころから周りにちゃんとしろよと言ってきましたが、その頃ちゃんとしていなかった人は世界中で活躍しています。穴が無かったらドーナツじゃありません。僕は、みなさんのちゃんとしていない所が好きなんです。たとえ世界中から責められても、僕は全力で甘やかしますから。少し、時間下さい。この別荘は僕が守りますから」

鏡子は留置所にいる、幹生(宮藤官九郎)の所に大菅刑事から聞いたことを話しに行きました。幹生は何も知らなかったようです。真紀をいじめていた義理の父親は、真紀がいなくなったころに心不全で亡くなっています。また、母親がなくなった事故の加害者からは2億円もの賠償金をもらっていたということで、真紀を疑っているようです。幹夫は、真紀ちゃんはそんなことする子じゃない、と言います。

 

別府たちが「ノクターン」にやってくると、谷村多可美(八木亜希子)が大二郎(富澤たけし)の誕生日をサプライズで祝おうとしていました。ケーキを用意してそっと更衣室に持っていくと、FXで負けてしまった有朱吉岡里帆)が大二郎に、猫や雨に濡れた子犬、虎になって甘えていました。それを見た多可美が飛び出そうとした瞬間、

「そういうのやめてくれる?ぼく、ママのこと、愛してるんで」

と大二郎がことわりました。その後、多可美が有朱をクビにしました。

クビになった有朱はカルテットの四人に挨拶をして、出ていきました。

翌日、真紀が別荘にいると、すずめがお昼を食べにやってきます。

子供の頃、いつもどこかに行ってしまいたいと思っていたすずめは、ウソがない真紀とその頃に出会っていたら、人生が変わっていたかもしれないと言います。そして、小さいころ何をしていたのかと聞くと、

「内からちょっと離れた所に空き地があったの。そこに廃船があったの。そこに、寝転がって一晩中星を見ていたの。そこにいるとね、そのままわーっと浮き上がって、星を渡る船?どこか遠くに行けそうな気がしていた。で、軽井沢に到着したの。あ、ここにきたかったんだなって。今はね、もう、もう十分」

東京では、幹生に大菅刑事が話を聞いていました。真紀が失踪した原因が分かります。2億円の賠償金を義理の父親が請求するのをやめさせたかったんだと気が付きます。そして、普通の人になりたくて、戸籍を買って幹生と結婚したんだと気づきました。

別府は実家から帰ってきました。別荘を売る話は止められなかったと悔やんでいました。そこに、家森が「バイトが決まった!」と叫びながら帰ってきました。辞めた有朱の代わりにウェイターをすることに決まりました。

食後に、「スターシップVSゴースト」という映画を見ようと言ってると、大菅刑事がやってきました。

「山本明子さんですよね。任意同行のお願いに参りました」

すずめが間違いじゃないのかと言って真紀を見ると、顔が固まっていました。

同行するのは明日だからと言って帰っていきました。真紀は、「ごめんね。すずめちゃん」と言いながら部屋に入っていきました。そして、荷物を作り始めようとすると、3人が話を聞こうと真紀の部屋の前に集まってきました。

10分後、真紀が居間に降りてきました。「間違いですよ」と家森が言うと、

真紀「わたし、昔、悪いことしたから、それが今日返ってきたんです。ごめんなさい。わたし、早乙女真紀じゃないんです。ウソをついていたんです。本名は別です。14年前、戸籍買って東京に逃げてきました。幸い、ずっとばれなくて、調子のって結婚しました。ずーっとだましていました。わたし、ウソだったんですよ。明日演奏終わったら警察行ってきます。もうおしまいです。お世話になりましたね。本当の私は、私は・・・」

すずめ「真紀さん、もういい。いい、いい。真紀さんが昔何者だったとかいい。どうでもいい。すっごくいい。どうでもいい」

真紀「みんなを裏切っていたから」

すずめ「うらぎってないよ、人を好きになることってゼッタイ裏切らないから。知ってるよ。真紀さんが皆のこと好きなことくらい。好きになるって、かってにこぼれることでしょ。こぼれたことがうそだってことないよ。心が動いたら前に進む。私は真紀さんが好き。いま、信じてほしいか、信じてほしくないか。それだけ言って?」

真紀「信じてほしい」

すずめは泣いている真紀を慰めました。皆で「スターシップVSゴースト」を見ました。そして、皆で飲みながら遊びました。

「2種類あるんだよね。人生やり直しスイッチあったら、押す人間と押さない人間。僕は押さない人間。なんで押さないとおもう?皆と出会ったから」

次の日、「ノクターン」で演奏していると、大菅刑事たちがやってきます。演奏終了後、家森が真紀のヘアセットをしました。「きれいですね」と真紀に伝えました。別府は春になるとあの別荘にリスが来ると話をします。雨が降ると軒下に座って雨を見てるといって、「春になったら見ましょうね」と真紀に言いました。

「家森さん、私も人生やり直しスイッチは、もう押さないと思います。別府さん、あのカラオケボックス出会ったのは、やっぱり運命だったんじゃないかな。すずめちゃん、あずかってくれる?」

すずめに、バイオリンを預ける真紀。

すずめ「真紀さん、誕生日いつ?」

真紀「6月1日」

すずめ「一緒に待ってるね」

真紀は

「ちょっとお手洗い行ってきますね」

と言って、出て行きました。

泣き崩れるすずめと、それを慰める家森と別府。

真紀はパトカーに乗ると

「ラジオ、切ってもらっていいですか。頭の中に思い出したい音楽がたくさんあるんです」

真紀は目をつぶって座っていきました。

その光景には、すずめが小さいころに大きいチェロを持って改札を通る光景もありました。

家に帰ると、すずめがごはんを作るようになり、

3人で無言のままご飯を食べました。

 

 

真紀の最後の嘘がばれました。次回はそれから一年後、ということですから、春には戻れないということでしょう。真紀が帰ってきてカルテットができるのか?というところですね。次回は最終回。楽しみですね。